ここではマカの副作用という言い回しでなくて「マカと相性があまりよくない人」という内容で進めます。
甲状腺を患っている方はマカ配合物には慎重に服用するように気を付けていただきたいと思います。マカにはチオキソブドウ糖グリコシドという化合物を含んでいます。甲状腺患者の方は甲状腺ホルモンの新陳代謝に寄与したますので、ヨウ素と一緒に服用しすぎますと、よく甲状腺腫脹を引き起こすことがあります。甲状腺腫は嚥下困難、咳、呼吸困難、のどがきつくしめられるようになり、首の底に腫れた症状もみられます。ですからこのようなタイプの患者さんは医者に先に聞いたほうが良いと思います。
これは前もって書いてきたことと矛盾する点があると思いますがほんの少数意見ですがお知らせしたいと思います。
一部の専門家の話では、妊娠と哺乳期間にある女性はマカの製品を服用しないほうが良いとの情報もあります。これらは権威データと証明されていないですが、妊娠と哺乳の女性が効果を望みすぎてマカのことを良く調べずに服用することで胎児や幼児の身体に影響を与えないことも考慮すべきであるという考えです。またごく稀ですが、飲み始めてから生理が10日遅れたり、下痢が続くようになったり、下腹部の痛みや頭痛、嘔吐という症状の情報もあります。
マカにも種々な製品が現在出回っています。マカの質や添加物の有無、製造方法など製品によってさまざまに異なっています。使用する前には良く事前に調査することも必要だと思います。
また、マカは精力剤的ということが先行してしまい「バイアグラ」的に勘違いしている男性も少なくないようです。マカはあくまでも衰えた身体を元気づけるサポート作用です。性的なことだけを期待しすぎて、使用を超える量を服用し続ければ、胃腸にも負担を与えてしまう可能性はあります。
マカはあくまでも健康補助食品ですから、そのことをよく考慮して使用することが、マカとの良き付き合いができ、すこやかな日常生活が送れるのではないでしょうか。
体を守るためにも、よき効果を得るためにも、多少値段は高くても良質なマカ商品を選ばれることをおすすめします。
また、ここでの詳細に書きませんが、専門書の文献でのマカの非副作用についての研究論文がります。